Rubyコミュニティの「新人賞」Ruby Prize 2017

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RubyPrize 2017趣意書

新規にRubyコミュニティ活動に参加した人を正当に評価し、Rubyの普及と利用促進を図るため、2013年に「Ruby Prize」と称するRubyコミュニティの「新人賞」を創設しました。
 
今年度も引き続き、Rubyアソシエーション、日本Rubyの会、松江市の3者によるRuby Prize実行委員会が「Ruby Prize2017」を開催します。
 
Ruby Prize受賞者及び最終ノミネート者(1〜2名)(以下「ノミネート対象者」)は、2017年11月1日(水)・2日(木)に島根県松江市で開催する「RubyWorld Conference2017」に招待して表彰します。
なお、RubyPrizeの受賞者には副賞として100万円が授与されます。
 
ノミネート対象者は、

  1. 実行委員会が依頼する「Prize会員」からの推薦
  2. 一般の方からの推薦(http://goo.gl/forms/4870QZT7famodgFy1)

※推薦期限 2017年8月31日(木)24時まで

により募集し、最終的に実行委員会の選考を経て決定します。詳しくは下記をご覧ください。

1.Ruby Prize 2017 推薦要項

 Rubyはオープンソース・ソフトウェアとして世界中で使われるようになりましたが、ここまで発展してきたのはRubyを開発する人、Rubyを使う人、またRubyを広める人などから構成される「コミュニティ」の存在が欠かせません。志を同じくするものの集まりであるこのコミュニティはオープンソース・ソフトウェアが成長するために不可欠な存在です。
 
 オープンソースコミュニティの参加者の多くは報酬もなく、ただ、技術的興味や好奇心などをモチベーションにして、非常な熱意でオープンソース・ソフトウェアの発展に貢献しています。このようなコミュニティを維持するためには、モチベーションの高い新規参加者の存在が欠かせません。RubyPrizeは、そのような新規参加者を称えるためのRubyコミュニティの「新人賞」です。RubyPrizeは、直近2、3年に顕著な活動実績や功績を有する「個人」を表彰するものです。
 
 受賞者の選考は、本賞のために組織したRubyPrize会員からの推薦と、一般からの投票によって行います。表彰はRubyWorldConference 2017の会場で行います。また、受賞者には副賞として、RubyPrizeスポンサーとしてご協力いただく松江市から賞金が授与されます。
 
 Rubyコミュニティの発展と、頑張った人が報われる環境の育成のため、RubyPrizeをよろしくお願いします。

 
 
Ruby Prize 実行委員長 まつもと ゆきひろ

2.Ruby Prize 2017 推薦について

1)基準について

  • 推薦対象の基本的なイメージは開催趣意書のとおりです。
  • 推薦対象は、直近2、3年に顕著な活動実績や功績を有する個人のみとし、法人やグループは対象としません。
    • ※推薦者1人につき複数名の推薦を可能とします。
    • ※なお、受賞者 Ruby Prize 2013(近永智之氏)、2014(柴田博志氏)、2015(西田直樹氏)及び2016(山口一生氏)については対象外とします。

 

2)推薦者について

・Prize会員及び一般の方による推薦を受け付けます。


※Prize会員について下記の方にPrize会員への就任及び推薦を依頼します。・Rubyアソシエーション評議員、理事
・日本Rubyの会理事、監事
・CRubyコミッタ
・RubyWorld Conferenceに登壇された招待講演者
 

3)参考…Ruby Prize2016ノミネート対象者

Ruby Prize2016 候補者(敬称略)

Jeanine Adkisson
Jeanine Adkisson
山口 一生
山口 一生
Daniel Doubrovkine
Daniel Doubrovkine
Chris Seaton
Chris Seaton
Jerry D'Antonio
Jerry D'Antonio
Petr Chalupa
Petr Chalupa
Piotr Solnica
Piotr Solnica
Alexander Sulim
Alexander Sulim
Vladimir Makarov
Vladimir Makarov
Vladimir Makarov
Yura Sokolov
 

Ruby Prize 2016 最終ノミネート者(敬称略)

RubyPrize2015 受賞者
山口 一生
Chris Seaton
Yura Sokolov

3.Ruby Prize 実行委員会(敬称略)

構成団体

一般財団法人Rubyアソシエーション
一般社団法人日本Rubyの会
松江市

実行委員長

まつもとゆきひろ(Rubyアソシエーション理事長)
 

委 員

  • 井 上   浩 (Rubyアソシエーション副理事長)
  • 笹 田 耕 一 (Rubyアソシエーション理事)
    前 田 修 吾 (Rubyアソシエーション事務局長)
    高 橋 征 義 (日本Rubyの会代表理事)
    角 谷 信太郎 (日本Rubyの会理事)
    山 根 幸 二 (松江市産業経済部次長)

事 務 局

松江市 産業経済部 まつえ産業支援センター内
 

4.Ruby Prize 2017推薦から表彰まで

  • 1)Prize会員の推薦とあわせ、一般推薦(自薦・他薦可)を受付。
    • ※推薦期限 2017年8月31日(木)24時まで
  • 2)会員及び一般からの推薦を集計し数名を選抜し、Webで公表(※順位は非公開)。
  • 3)集計結果をもとに、実行委員会がノミネート対象者(若干名)を選考、
      Ruby Prize受賞者1名を決定。ノミネート対象者はWebサイトで公表。
  • 4)ノミネート対象者を、2017年11月1日(水)・2日(木)に島根県松江市で開催される
     「RubyWorld Conference 2017」の会場で表彰。Ruby Prize受賞者によるご講演を予定。

5.Ruby Prize 2017受賞者への副賞

  • Ruby Prize 2017受賞者(1名)には、実行委員会から副賞として100万円を贈呈。
  • ノミネート対象者(若干名)には副賞として10万円を贈呈。

6.お問い合わせ先

Ruby Prize 実行委員会 事務局

  • 〒690-0816 島根県松江市北陵町1番地 テクノアークしまね内
  • 松江市 産業経済部 まつえ産業支援センター
  • E-mail:rubyprize(at)ruby.or.jp