Hiroshima Ruby Conference 2016開催報告
イベント概要
Ruby AssociationとHiroshima.rbの共催でHiroshima Ruby Conference 2016を実施致しました。
日時 |
2016年3月5日 (土)13:30~17:00 |
開催場所 | 広島マツダビル3F(広島市中区幟町13番4号) |
公式サイト | http://hiroshima-ruby-conf.me/ |
Twitterタグ | #hiroshimarb |
参加者 |
40名 |
当日は広島だけではなく、東京、沖縄(すごい!)から来場された方も。
まつもとゆきひろ(基調講演)
Rubyの誕生から現在に至るまでの経緯を秘話を含めて講演しました。
講演後には、Perl5、Perl6を例にして、次世代のRubyに対する構想について質問がありました。
@takatayoshitakeさん
講演タイトル: 広島IT勉強会カレンダー(仮)はRubyを使っています
Hiroshima.rbではUstreamなど配信業務を主に担当されています。
またTシャツコレクターでもあり、Hiroshima Ruby Conferenceのロゴをアイロンプリントで貼り付けたシャツで登場してくれました。
藤田静男さん
講演タイトル: iOS、AndroidアプリをRubyで
Hipbyte社でRubyMotionの開発に携わる藤田さん。
「RubyMotionはiOS向けというイメージが強かったです」(会場)
「RubyMotion3.0からはAndroidもサポートをしている。スタータープランは無料で利用できるので、ぜひDLして遊んでください」(藤田さん)
RubyMotionのダウンロード
http://www.rubymotion.com/jp/download/
休憩時間
休憩時間に参加者で記念撮影。
Lightning Talks
オープンデータデイ
3月9日は世界オープンデータデイということで、Hiroshima Ruby Conference 2016もオープンデータデイに参加しました。
Lightning Talks前半戦では、広島市情報政策課岸本さんとHiroshima.rbのひむらさんによるオープンデータ関連のLTをおこないました。
LT後半開始
優しいタイムキーパが時間管理をする中で後半戦。
頼地直美さん
RailsGirls岡山の参加をきっかけにプログラミングの勉強を開始。
「RailsGirlsに友達に誘われた時は電車のイベントに参加するのかと思ってました」(頼地さん)
北䑓如法さん
バルス祭りにRubyで作ったbotスクリプトで参戦。
窪田遼太朗さん
営業として働く窪田さん。
自らRubyスクリプトで営業ツールを作り広島支社営業成績を34%向上させました。
Rubyクイズ
Rubyグッズを景品として開催されたRubyの雑学クイズ。
柿木勝之さん
講演タイトル:広島でのRuby普及の現状と課題
広島でのRuby普及に対する鋭い考察を発表していただきました。
ぶっさきまさひろさん
講演タイトル:新Tremaのご紹介
ぶっさきさんも開発に携わるSDN/OpenFlowのフレームワークであるTremaについての発表
イベントを振り返って
広島でのRubyイベントは久しぶりということで開催に対して不安もありましたが、発表内容、参加人数共に非常に成功したイベントとなりました。広島の参加者様は、仕事ではもちろんのこと、個人用途のプログラムやOSSの活動で積極的にRubyを活用しているという人が多かったです。
Hiroshima.rbの関係者を含め開催に協力いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。