Ruby Campus @島根大学 実施報告

Ruby Campus を2016年11月5日島根大学で開催しました。
開催場所:島根県松江市 島根大学学生市民交流ハウス FLAT
参加人数:8人

Ruby Campusとは

大学で開催される無料のプログラミング1日体験講座です。
当日の到達目標としてはRubyで掲示板のWebアプリケーションを作成してもらいます。
参加者も企画運営者も大学生!
(今回は初めてのRuby CampusのイベントということでRubyアソシエーションもお手伝いしました)

flat
会場となったのは島根大学の学生市民交流ハウスのFLAT


campus

<h4>パソコンにRubyをインストール</h4> まずは、簡単な自己紹介で場の雰囲気を和ませます。
次はRubyのインストール。参加者のOSはWindows、Linux、Mac OSでした。
それぞれのOS向けにRubyをインストールしていきます。

インストール画面
WindowsはRuby installer for windowsを使ってインストールする。
<p> </p>

初めてのプログラム

参加者の中にはJavaを利用したことがある工学部の生徒もいましたが、未経験者の人がほとんどでした。
参加した理由を聞くと、その理由は様々です。

「プログラミング教育の必修化が決まり、教育分野でのプログラミングに興味があった」(教育学部の4年生)
「基礎科目でプログラミング演習があるので、履修する前に体験してみようと思った」(人文学部)
「演習の計算でRubyのソースコードを使ったプログラミングが必要だったので」(理学部物理学科)


みなさん大学生ということもあり、テキストエディタの使い方やファイルの作成に関しては問題なく進んでいきます。

ホワイトボード
ターミナル(コマンドプロンプト)の操作方法について説明

 

Rubyの基礎を学ぶ。

Rubyの基礎的な文法を学びます。また午後の掲示板作成に向けてHTMLの作成方法についても説明。
HTMLは高校生の授業で経験済みという人もいました。

coding
HTMLのソースコードを確認中

コーディング中
全体の説明が終わり、今度は各自でRubyのコマンドを自習中。

SinatraでWebアプリケーション(掲示板)をつくるぞ

午後はSinatraを利用して掲示板の作成を行いました。
まずは、簡単にインターネットの仕組みとクライアントサーバーモデルを説明。

早速各自のスピードに合わせてコーディングに入っていきます。
掲示板

開始から3時間ほどで参加者全員無事に掲示板のWebアプリを作成できました。

 

振り返り

プログラミングの体験講座で参加者が集まるのか不安でしたが、当日は無事に開催できるほどの人数となりました。
今回関心させられたのは、大学での専攻(理科系以外)に関係なくプログラミングに興味を持っている学生がいるということですね。

Ruby Campus を開催しませんか?
Rubyアソシエーションが開催のお手伝いをさせていただきます。
開催希望があればメール等でお問い合わせください。