Ruby Prize 2017候補者発表
皆様からの候補者推薦誠にありがとうございました。
2017年度の候補者は以下の皆様です。
最終ノミネート者はRubyWorld Conference2017に招待され表彰されます。
Ruby Prize候補者
※推薦理由の記載内容はPrize会員及び一般から推薦いただいた内容を基に記載しています。
Robert Mosolgo
彼の実績は、RailsでGraphQLを実装するもで、Githubの内部でも使われている。また、react-rails gemのメンテナンスもしている。このgemを使うと、RailsアプリにReactを簡単に追加することができるので、Rails開発者の間で広く利用されている。
Nikola Đuza
Railsで構築されたページの読み込み速度を上げるシンプルなgemで、JSとRailsの関係を復活させた。
藤田 静男
Rubyへのパッチ貢献が顕著。
Robert Pankowecki
Robertはブログや本、ワークショップなどを通じてRuby開発者のアプリが巨大化した時に生じる複雑性を解決する手助けをしてきた。
Rafael Mendonça França
Ruby on Railsに対する最大級の貢献者。彼の貢献はPlataformatecやShopifyによって支えられてきたものかもしれないが、多くの作業は彼自身の空き時間で行こなわれた。彼は素晴らしく謙虚で難しい状況の中でも一貫して控えめな態度で取り組む。
Piotr Solnica
dry-rb、rom-rbプロジェクトでRubyコミュニティに多大な貢献をした。
安川 要平
Ruby on RailsガイドやRuby on Railsチュートリアルを翻訳する事で一次情報に近い形でドキュメントを提供した。
Lars Kanis
RubyInstaller2の開発という素晴らしい功績。
Greg L
Windows環境におけるテストとバグ報告の活動が顕著で賞にふさわしいと思われる。
上薗 竜太
Ruby on RailsのMySQLアダプタの開発に貢献し、今年はRailsのコミッターになった。
国分 崇志
2017年コミッターに就任して以降活発に活動しているため。
Luca Guidi
彼のWebフレームワークであるHanamiプロジェクトに対する推薦。個人的にHanamiによって、RubyのWebアプリケーションの開発だけでなく、Webアプリケーションそのものを学習することができた。Hanamiは、明確で構造が整ったフレームワークとなっている。
丸野由希
Rubyを大学で教えて6年目。プログラミングを知らない人たちへの普及活動を積極的に行っている。Ruby入門クラスでこれまでに通算700名ほどのRubyistを輩出。
Vladimir Makarov
Hashの性能改善、JITコンパイラの提案。