Ruby Business Users Conference 2018 Winter 開催報告

下記のとおりRuby Business Users Conference 2018 Winterを開催しました。 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

日時: 2018年12月14日(金) 14:00〜
会場: 品川シーズンテラスカンファレンス カンファレンスB・C
主催: 一般財団法人Rubyアソシエーション

基調講演:プログラミング言語サバイバル

講演者: まつもとゆきひろ(一般財団法人Rubyアソシエーション)

matz

まつもとさんの基調講演では、多くのプログラミング言語が使われなくなっていく中でRubyがどのように生き残っていくかというお話をされました。

Ruby製リアルタイム議事録共有サービス「GIJI」を半年間運用してみて

講演者: 川端光義(株式会社アジャイルウェア)

kawabata

Redmineのイメージが強いアジャイルウェアさんですが、今回は川端さんにGIJIという議事録共有サービスを紹介いただきました。 GIJIはRubyアソシエーションの事務局会議でも利用させていただいています。

Business on Rails

講演者: 竹内雄一(タケユー・ウェブ株式会社)

takeuchi

自社サービスに関する発表が多い中、竹内さんには受託開発についてお話いただきました。 フルリモートでの開発やコミュニティとの関わりについてお話いただき、参考になりました。

Rubyでの巨大な経済圏である建設業界への挑戦!!

講演者: 金近歩(株式会社オクト)

kanechika

金近さんには、Rubyではまだ事例が少ない建設業界向けのアプリケーション開発についてお話いただきました。 スマートフォンやチャットを活用し、施工現場に関わる方の円滑なコミュニケーションを行うシステムをRubyで実現されたとのことです。

RubyとAIで実現する働き方改革プラットフォーム

講演者: 鈴木真志(株式会社パソナJOB HUB)

suzuki

鈴木さんには、AIの活用のお話を交えて働き方改革プラットフォームの開発についてお話いただきました。 個人ではなくチームでの挑戦や、社内人材の育成の重要性について強調されていました。

基調講演:スタートアップの銀行口座残高と技術的選択

講演者: 内藤研介(株式会社SmartHR)
講演資料: スタートアップの銀行口座残高と技術的選択

naito

カンファレンスを締めくくる基調講演では、急成長しているクラウド人事労務ソフトSmartHRの開発について、創業時の資本金といった生々しいお話も交えて内藤さんに講演いただきました。 電子申請の開発にご苦労された中で、開発成果をライブラリとしてオープンソースで公開し、コミュニティに貢献されているというお話が印象的でした。