Rubyアソシエーション 開発助成金2019 公募開始
Rubyアソシエーション開発助成金概要
Rubyアソシエーションは、Ruby処理系、ライブラリ及びフレームワーク等に関連した下記のテーマについて開発プロジェクトを募集し、助成金を交付します。よいアイデアがあれば、ぜひ提案を応募してください。ただし、この助成金の目的はRuby及び周辺環境の改善にあるため、特定目的のアプリケーションを開発するプロジェクトは対象外ですので、ご注意ください。
募集する開発テーマ
- Ruby処理系の改善(高速化、省メモリ化等)
- 科学技術計算分野におけるライブラリ等
- Ruby開発支援ツール(デバッガ、プロファイラ、静的コード解析ツール等)
- Web関連技術(HTTP・HTML等のWeb関連のライブラリやWebアプリケーションフレームワーク等)
- 業務システム向けツール(帳票出力やバッチ処理、他言語からの移行支援ツール等、業務システム開発で必要となるツール)
助成金額
1つの応募プロジェクトにつき 50万円(固定)
応募資格
任意の個人及び団体が提案を応募できます。
選考プロセス
助成委員会が提案を査定します。応募結果にもとづいて、最大5つのプロジェクトが採択される予定です。
選考基準
プロジェクトの選定は、以下の基準に基づいて行われます(順不同)。
- Ruby及び周辺環境の生産性及び性能に対する効果
- プロジェクトの独創性及び創造性
- プロジェクトの実現可能性
評価
採択された応募者には中間報告書と最終報告書の提出が求められます。助成委員会が提出された報告書を評価します。
情報発信
採択者は自身のプロジェクトについて、Blogや発表を通じて積極的に情報を発信していくことが期待されます。
メンター
より良い開発を行ってもらう為、採択されたプロジェクトにメンターがつく可能性があります。メンターは開発、スケジュール管理、レポートに対するアドバイスを行います。メンターは採択されたプロジェクトに対してRubyアソシエーションが指定します。
成果物の著作権とライセンス
採択された応募者が成果物のすべての権利を保持します。 ただし、成果物はOSI承認ライセンスでライセンスされなければなりません。既存のソフトウェアを改良する場合、成果物のライセンスは元のソフトウェアのライセンスと互換性のあるものでなければなりません。
提案の応募方法
電子メールで下記の内容(英語又は日本語)をgrant(at)ruby.or.jp宛に送付してください。
- 応募者名(個人名又は団体名)
- 担当者名
- 連絡先電子メールアドレス
- 略歴
- プロジェクト名
- プロジェクトの詳細
- プロジェクトの成果物
スケジュール
すべての日付はJST(UTC+09:00)です。
(予定)
2019年10月1日 | 提案の応募期限 |
2019年10月24日 | 選考結果の通知 |
2020年1月14日 | 中間報告の提出期限 |
2020年3月13日 | 最終報告の提出期限 |
助成委員会
助成委員会は以下の委員により構成されます(2019年8月5日現在)
- 大場光一郎
- 笹田耕一
- 松田明
- まつもとゆきひろ
- 村田賢太