Rubyコミュニティの「新人賞」Ruby Prize 2015
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Rubyprize2015受賞者インタビュー、2015 Prize Winner Interview
  • 西田 直樹/Naoki Nishida
  • Benoit Daloze
  • 高尾 宏治/Koji Takao

大切なのは国語力

高尾氏 自分がいろいろ子供たちにプログラミングを教えていて思うのは、やっぱり大切なのは国語力というか、まつもとさんも小さいころからずっと読書をされていたという話をお聞きしたんですけども、それがものすごく影響するのがわかってきました。
感想などを書かせてみたときに、順序立ててちょっとでもおもしろく書ける子は、プログラミングもうまい表現ができる、というのがわかってきましたね。
そこが、自分が当初、この取り組みをはじめようと思ったときに考えていた「算数や英語が得意な子のほうがおもしろい結果になるのかな?」と思っていたところとの違いになりますね。

まつもと なるほど。非常に興味深いですよね。じゃあ、国語を伸ばせと。プログラマーになりたかったら国語を伸ばせという、知見が得られたということで(笑)。

高尾氏 そうですね。いろいろ本を読んだりとか。

まつもと そうですね、本を読むの大事です。

高尾氏 まさにまつもとさんがロールモデルになるところかなと思いますね(笑)。

まつもと まあ確かにいっぱい読んだもんな。はい、そうですね(笑)。

高尾氏 いや、本当に(笑)。

まつもと 改めてRuby Prize最終ノミネートおめでとうございました。
これをよいきっかけとして、今後ともこういう活動を続けていただければというふうに思います。ありがとうございました。

高尾氏 ありがとうございました。