Rubyコミュニティの「新人賞」Ruby Prize 2017

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まつもと そういうところだと、例えばオープンソースに出せるコントリビュータとかも住みやすい企業になりますね。
 
国分氏 そうですね。
 
まつもと その辺が今回のダブル受賞とつながったのかもしれませんけれども。
 じゃあ、一応聞いてはいるんだけど、もう一回改めて聞きたいのは、高速化を中心に今後もっていう話なんだけども、今後の展望とか構想みたいなものって何かほかにありますかね。これを継続するでもいいんですけど。
 
国分氏 やっぱり僕はRubyという言語に対して、すごい愛着を持ってるんですよ。それで、その中でも、Rubyを使わない方がいいと思うケースもちょっとあるんですよ。それでいうと、並列化が一番で。
 
まつもと そうですね。
 
国分氏 プロセスを立てないとちゃんと並列にならないみたいなところがネックになるときに、Rubyじゃないのを選択しますし、そこは笹田さんがやってくださるので。もう1個いうと、やっぱり速度なので、僕はその2つが解決されれば、ほとんどのケースでRubyしか使わないなと思ってて。そこで、じゃあ、速度の方を僕は追求できればいいなと思ってます。
 
まつもと そうですね。笹田君のほうも今後たいぶインプットが必要な気はしますけどね。彼一人だと煮詰まってるところがあるみたいだから。
 
国分氏 そうですね。
 
まつもと というわけで、Rubyコントリビューションとしての若い力に今後も期待したいと思います。
 
国分氏 ありがとうございます。
 
まつもと いえいえ。どうもありがとうございました。
 
国分氏 ありがとうございました。
 

 
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